皆様は【経営】という言葉の意味をご存知でしょうか。恥ずかしながら私はこの言葉の意味を勘違いしていました。
私は令和6年11月3日に自坊の住職に就任いたしました。それ以降自坊の金銭面を知り、寺に対する感心や需要が減り、寺離れの加速する現状に焦りを感じました。
現在、寺院の金銭面が厳しい状況にあるのは少子高齢化やCOVID-19の影響、また寺離れが原因にあるのは言うまでもありません。それに加え、徳川幕府から続く檀家制度にも原因があるのではと私自身は考えております。
本来お店を繁盛させるには営業をし、顧客を集めるものです。しかし寺院では徳川幕府から続く檀家制度により、特別なことをしなくても自然と檀家様がいる状態になりました。それから時代の流れにより徐々に檀家様が減っているのが現状です。
ある僧侶が「寺院にも、経営力が必要」とおっしゃっていました。しかしお寺において、経営に力を入れ営業や利益を求める事は、なかなか難しい事だと思います。ですが【経営】と言う言葉を調べたところ、元々仏教用語であり「自分の人生をどう営んでいくか」「自分自身をどう活かすか」という意味がありました。
【経営】という言葉の本来の意味を知り、自坊、また自分が今できる事はなにか、何を求められているのかと考えるようになりました。
僧侶といえど十人十色であり、自分にしか出来ない僧侶としての【経営】があるはずです。とはいえ、まだ何一つ前身できておりませんが、自分自身を最大限活かせるよう精進して参ります。
会員研鑽ノート
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経営
大阪
観音院
岩間 瑛始
26
僧侶歴:5
現在の仕事: 住職
趣味: スノーボード、コーヒー
2025.04.15 update.