活動レポート

activity report

2023

5.19

弘法大師御誕生1250年慶祝法要・報恩清掃

於:総本山 仁和寺 御影堂

5月19日、弘法大師御誕生1250年を記念して、総本山仁和寺御影堂にて理趣三昧法要をお勤めいたしました。甘露の法雨の中、御室金剛講による御詠歌奉納や吹螺・法楽太鼓により青年僧侶らしい華やかな法要となりました。また、法要の前には、修行時代を思い出しながら道場となる御影堂の清掃も行いました。

2023

5.19

弘法大師御誕生1250年慶祝法要・報恩清掃

於:総本山 仁和寺 御影堂

5月19日、弘法大師御誕生1250年を記念して、総本山仁和寺御影堂にて理趣三昧法要をお勤めいたしました。甘露の法雨の中、御室金剛講による御詠歌奉納や吹螺・法楽太鼓により青年僧侶らしい華やかな法要となりました。また、法要の前には、修行時代を思い出しながら道場となる御影堂の清掃も行いました。

報恩謝徳

愛媛 円満寺 武内諦照

仁和寺へ赴くと、密教学院での修行時代の事を思い出さずにはいられません。お大師様のご誕生千二百五十年慶祝法要に先立ち、御影堂の報恩清掃を行いましたが、修行時には、毎日のように清掃していたことを思い出しました(観音堂が修復工事中でしたので、我々の修行時は、御影堂や金堂の清掃を日々行っていました)。思えば卒業からちょうど十年。当時より動かなくなった足で、がんばって雑巾がけをしましたが、すぐに汗だくになりました。「掃除をさせていただいていると思えば、しんどくないだろ?」とは、寮監先生のお言葉。いや、しんどいです、と言い返すことはありませんでしたが、今でも心に残っているお言葉です。障子の桟を雑巾がけしていて、障子紙に穴を空けてヒヤヒヤしたのも、今では懐かしい思い出です(もう時効と思いますのでお許しください)。生憎の雨の中でしたが、大勢での清掃でしたので、あっという間にバケツの水が真っ黒になっていました。 午後からの慶祝法要は、醐山青年連合会の皆様の法螺に引かれての進列。ブオーブオーと響く音に、昂る気持ちを抑えながら入堂いたしました。青年会の張りのある声明に、御室金剛講の御詠歌や法要太鼓も加わり、荘厳かつ勇壮な法要の一員として参加できたことを、有難く感じます。企画・準備をされた皆様におかれましては、お疲れ様でした。御礼申し上げます。 千二百五十年前にお大師様がお生まれになったからこそ、今の自分がある。五十年に一度の報恩業と思い、御縁のある法要や行事にはなるべく参加させていただいていますが、修行時代を過ごした仁和寺、御影堂での慶祝法要は格別なものでありました。 法要開始まで降っていた雨が、退堂の際には嘘のように上がっていました。お大師様にお慶びいただけたのだと、嬉しく思います。

誕生慶祝法要に法縁を頂いて

徳島 吉祥院 新居道戒

私はこの度の研修会開催のご案内をいただいた際、全国の若い青年僧が集う会に初老僧が出るのはいかがなものかと躊躇致しましたが、同じ徳島支所の木村会長の最後の研修会であり、しかも仁和寺での弘法大師千二百五十年の誕生慶祝法要をお勤めされるということでしたので参加をする事に致しました。  当日を迎え、法要の控室に行きますと案の定、若い青年僧さんばかりで熱気がすごく、圧倒されてしまいました。  やがて定刻となり、雨の降る中の進列。法螺貝の音が大内山に鳴り響き、浄心の参道を歩むに連れ、次第に心身が浄められていくような感覚を覚えました。  御影堂に入堂し、礼拝着座。香の煙が紫雲の如くたなびく内陣で、職衆の皆が心を一つにして声明、お経をお唱えし、高祖大師に報恩の誠を捧げました。  最後に、御室金剛講の諸大徳によるご詠歌の妙なる美しい調べ、荒木僧正の兜率天まで届くかのような力強い太鼓と、行者諸衆の吹く法螺貝の法音、そして列座面々が一心に唱える般若心経が相まって心地よく、法悦この上ない法要となりました。  還列の際には雨も上がり、慈雨によりさらに浄められた堂塔伽藍は荘厳で、境内の草木は生き生きとして麗しく、お大師様が喜んでくださっているかのように感じました。  参加された皆様と共に、仁和寺の御影堂にてお大師様に心からの御法楽を上げられました事が本当に有難く、厚く感謝と御礼を申し上げます。