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  • 真言宗御室派青年教師会結成40周年記念事業のご案内

    昭和50年仁和寺での結成大会で産声を上げた真言宗御室派青年教師会は、 平成27年に結成40周年を迎える事となりました。 これも偏に、多くの諸先輩方のご尽力の賜物であると心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。 さて、今回の40周年記念事業は大会テーマに 「温故知新~先師の足跡を辿って~春の御室と秋の高野山」を掲げ、 青年会役員・理事・全国各地区若手会員が集まり実行委員会を立ち上げ、 一年をかけ、一心精進し準備をして参りました。 さらにこの一年をかけ、仁和寺を開山された宇多法皇の元「春の御室」を、 弘法大師空海が開いた高野山で「秋の高野山」を開催し、 その春と秋の間には仁和寺第四世門跡覚法法親王の足跡を辿り、 中高野街道を行脚し高野山を目指します。 今回の大会テーマである温故知新とは、中国の思想家である孔子が「師の資格」として述べた言葉で、 「故きを温ねて新しきを知らねば、以て師と為るべし」とあるのに基づき、 「故い事柄も新しい物事もよく知っていて初めて師となるにふさわしい。」 また、「昔のことをよく学び、そこから新しい知識や道理を得ること。」という意味であります。 これからの時代を担う我々青年僧侶が師となるべく、どのように故きを温ね、新しきを知っていくのか? この記念事業を通じて深く考えていきたいと思っております。

    [春の御室]

    会場    リーガロイヤルホテル京都 総本山仁和寺 記念式典

    日  時  平成27年5月17日(火) 
          1日目
          12:30 受付開始
          13:30 記念講演
          15:40 記念式典
          16:40 記念撮影
          18:00 記念祝賀会
          2日目
          08:30 集合(於 御室会館)
          09:00 宇多天皇陵参拝
          10:45 集会
          10:55 法要
          13:00 閉会式

    結成40周年を迎える今年は、奇しくも宗祖弘法大師が高野山を開創されてから1200年という大きな節目を迎えます。「秋の高野山」の部では、この記念すべき年に御室と高野山、仁和寺と金剛峯寺が宗派を超え交わり真言末徒として宗祖弘法大師の残した大いなる遺産に報恩謝徳の厚志を込め、総本山金剛峯寺金堂(壇上伽藍金堂)において記念法要(理趣三昧法要)を厳修いたします。また、合わせて仁和寺第4世門跡覚法法親王が開かれた
    御室御所の別院、「高野御室」光臺院へもお参りいたします。

    [秋の高野山]

    会場    高野山真言宗 別格本山 光臺院10.6[火]平成27年

    日  時  平成27年10月6日、7日(火水) 
          1日目
          17:00 集合
          17:30 法要打ち合わせ
          2日目
          09:30 集会(金剛峯寺大広間)
          10:00 記念法要(伽藍金堂)
          12:00 光臺院 参拝
          12:30 閉会式(光臺院)

    まさつぐほんごう結成40周年記念事業「春の御室」の部では、 記念講演会・記念式典・記念祝賀会・記念法要を開催致します。 初日の記念講演会では、立命館大学文学部教授の本郷真紹先生を 講師にお迎えし、「宇多天皇の出家と御室仁和寺」と題して、 仁和寺開山宇多天皇の即位から出家するまでの経緯を中心に、 宇多天皇と藤原氏・当時の仏教界との関係についてお話し頂きます。 合わせて40周年記念式典、記念祝賀会を開催致します。 2日目には、仁和寺開山宇多天皇への報恩謝徳のため、 宇多天皇陵(大内山陵)へ参拝し御法楽を捧げます。 また、仁和寺歴代門跡と御室派青年教師会物故会員の追善供養として、 仁和寺金堂において、立部祐道門跡猊下を御導師にお迎えし、 一座土砂加持法要を厳修致します。

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